DAC-191 GRUGAHALLE 【1CD】

DAC-191 GRUGAHALLE 【1CD】

販売価格: 3,200yen(税込)

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商品詳細

1973年ユーロピアン・ツアーの後半戦のドイツでのライブ公演より10月11日のエッセン公演の第3夜目を新発掘のオーディエンス・マスターより収録。 1993年にリリースされた「ESSEN 1973」(DP9304)で初登場した公演で、 2001年には「SATELLITE DELAYED」(VGP-273)で上記DP盤とほぼ同程度の音質でスピード修正等を施して再度リリースされておりました。

今回使用するマスターは上記の盤と同一のものですが、格段にジェネレーションの若い音源よりリマスター収録されています。 本マスターはC-60のカセットでの収録だったため「RIP THIS JOINT」までの収録となっており、 ラストのJJF、SFMが未収となっています。 そのため上記2つの既発タイトルでは、どちらもそのラストの2曲を前日の10日の公演分のオーディエンス・テープから追加していたのですが、 今回のリリースでは新規登場の実際の11日の公演からのJJFが追加収録されてプレス盤初登場となっております。

全体の音質も過去盤でやや目立っていたテープヒスや、低域のハムノイズも綺麗に消え、 決して過剰なイコライジングは施されずフラットでバランスの良い耳ざわりで’73年の会場収録の音源としてはかなり上位のランクの音質と言えます。

チャーリーのドラムスはやや弱いですが、ビルのベース、そしてキースとテイラーのギター2本は大きく程よいバランスで入っています。そして正規リリースの ブリュッセルの6日前の演奏ということでミックもまさに絶好調です。オープニング直後、「BROWN SUGAR」のエンディングでいきなりキースがやらかしますが、それ以降はまるで 何事も無かったかのようにエンジン全開のロックン・ロール・ショーが繰り広げられます。

73年エッセンでの演奏は初日の9日分が「BROWN SUGAR & WHITE SNOW」(DAC-174)、 2日目の10日分が「THE STARS IN THE SKY THEY NEVER LIE」(DAC-100)にて、それぞれベスト音質でドキュメントされています。 3日間とも「HEARTBREAKER」はプレイされず 日替わりは「DANCING WITH MR. D.」だったようです。本作は単体リリースで初めて 73年エッセン3日目を、現存する全13曲でプレスCD化した意義深いリリースです。 テイラー期マ二アの方でなくとも安心してお薦めできる優良タイトルの登場です。