DAC-174 BROWN SUGAR & WHITE SNOW 【2CD】

DAC-174 BROWN SUGAR & WHITE SNOW 【2CD】

販売価格: 5,000yen(税込)

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商品詳細

1981年に発売された'73年独エッセン3連続公演初日の10月9日分を収録したLP盤「BROWN SUGAR & WHITE SNOW」のCD復刻に'、 70年9月20日の独シュッツガルト公演のアップグレード・ソースをプラスした、 ミック・テイラー期のドイツ公演のカップリング盤です。

DISC-1のエッセン公演はCAUTION!レーベルよりリリースされたこの「BROWN SUGAR & WHITE SNOW」のLP盤にしか収録されておらず、 比較的レアな音源であるにもかかわらず、 コレクターズ市場がCD時代となってからもあまり積極的に掘り起こされることはありませんでした。 本盤にとって不幸だったのは同じCAUTION!レーベルよりリリースされていた「THE STARS IN THE SKY THEY NEVER LIE」 (日付違いの'73年エッセン公演を収録したLP)があまりに高品位で話題となったため、本盤の存在が軽視されてしまったことです。

しかしながら今回CD化された同音源を聴いていただければ分かる通り、 この10月9日の公演分も'73年のオーディエンス収録された音源としてはモノラルながら十分に高音質で、 高音域も綺麗に聞き取れる良質な音源であることが確認できます。

当時若干30歳のミックの声は絶頂期にあり、ミック・テイラーを従えたバンドもまさに最強のコンビネーションであり、 ここで聞かれる演奏も実にタイトでエネルギッシュな音空間を構築しています。 LP時代と同じ「DANCING WITH MR.D.」とラストの3曲が欠落した全10曲からの構成ですが、テイラー期ファン にはまさに必携の1枚でしょう。

DISC-2には'70年のやはりドイツはシュッツガルトでのレアな公演を完全収録。 この公演には2つのソースが存在し、本盤に収録のものは「GERMANY 1970」(DAC-070)で初CD化されたセカンド・ソースからの収録となっています。 旧作ではこのセカンド・ソースには9曲目の「LET IT ROCK」にカットがあり、この部分は音質の劣るファースト・ソースより編集補填されていたのですが、 このセカンド・ソースのロー・ジェネレーションの新ソースが見つかり、カットされていた「LET IT ROCK」を含めた完全版としてここに収録されることとなりました。

音質の方も'70年ツアーを収録したものとしてはまずまず良質であり決して高音質ではありませんが、 比較的安定した音像でレアな'70年公演をノーカットで全曲収録しています。 旧作のものと比較しますとキースのギターの低音部とビル・ワイマンのベースの歪み成分の多かった箇所の音質がかなり改善され、 やや硬質ながら全体的に歪みの目立った旧ソースに比べるとかなり聴きやすさが増しているかと思われます。

最強の布陣による'70年代ヨーロピアン・ツアーのドイツでの貴重な2公演を収録したテイラー期ファンには堪らない内容となっています。