DAC-184 MIDNIGHT RAMBLERS 【2CD】

DAC-184 MIDNIGHT RAMBLERS 【2CD】

販売価格: 5,000円(税込)

在庫あり
数量:

商品詳細

アナログ・コレクターズ盤が美麗なカラー・ジャケットで再発されるのが流行していた1979年に リリースされた、ストーンズのTMOQレーベルより発売されていた有名人気タイトルをカップリング したアルバムをCD復刻したものです。1枚目は1969年の11月10日にサンディエゴ・スポーツ・ アリーナで行われた69年USツアー時のもので、TMOQのダブ・テイラーの手による極めて優良な 会場音源です。当日演奏された全15曲から10曲を抜粋収録したものですが、約50年前のものとは 思えない高音質で収録されており、曲間のオーディエンスの拍手までエクセレントに感じられます。 内容は69年のアンダーグラウンドな音源の中でもベストとされる、サウンドボードものと比べても 遜色のないバランスの優れた録音です。演奏にも勢いがあり「STREET FIGHTING MAN」ではキースの ギターのチューニングがメロメロになってしまう場面もありますが、それがまた暴力的な凄みを 感じさせたりします。2枚目は1972年の7月26日のニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン での72年USツアーの千秋楽を収めたもので、この日はミックの29才の誕生日でもありました。 当日演奏された16曲より8曲を抜粋収録しています。音源はツアーのスタッフより入手したと言われる PAボード直結のステレオ・サウンドボード音源からの収録となっています。ややベースのバランスが 低めではあるものの、キースとミック・テイラーのギターが左右に綺麗に分離したこれまた優秀な 有名音源です。アナログ時代には「WELCOME TO NEW YORK」のタイトルでリリースされ、曲順等に若干の バリアントが見られる音源でした。本作のオリジナルである「PHOENIX RECORDS」盤では「BYE BYE JONNY」 でスタートする、ミック・テイラー側のチャンネルのみにフォールドダウンされたモノラルの音源を 収録していましたが、本作ではTMOQオリジナルのワイド・ステレオ音源で「ALL DOWN THE LINE」で スタートして「JUMPIN' JACK FLASH」で終了するタイプの音源での収録となります。CD時代になって TSPレーベルからもそれぞれ単体でリリースされていた音源ではありますが、最新のリマスタリング 処理によって過去のタイトルとは一味も二味も違った味わいのある仕上がりとなっています。収録曲の ダブリも無く、彼らが敬愛するチャック・ベリーのカバーも3曲収められるなど、全体のバランスも 大変に良いものとなっています。TMOQのオリジナルLPのリリースが2枚共に1973年ですから、 リリースから既に45年を経過していることになりますが、全く古臭さを感じさせない圧巻のライブ・ パフォーマンスです。当時の日本のファン・クラブのレビューで「ギター小僧はまずこれを所有して コピーに励むべし」と評されたことからも分かるように、ロック・ミュージックのマスターピース とも言うべき古典的な作品なのです。歴史的なマスターより最新のマスタリング・テクノロジーで 新たによみがえった珠玉の定番音源を、是非コレクションの一枚にに加えてみてはいかがでしょうか。