LED ZEPPELIN 1977 THE BLACK DAHLIA 3CD

　1977年6月26日ロサンゼルス公演を収録。ファースト・ジェネレーションと言われるテープをメインに、複数のソースで補完する事で最長収録となっている。メイン・ソースの「White Summer - Black Mountain Side」と「Guitar Solo」には、途中でカットがあり短いながら欠落があるので、それを別ソースで補完。細かい点ながら「No Quarter」と「Ten Years Gone」の曲間もMC部分を含む欠落があったので補完されている。

　音質に関しても、他の日が優れた音質である事と相まって、これまでの既発盤を聴く限り良好とはいえない日だなという印象があったが、本作のメインで使用されているファースト・ジェネ・テープは、その印象を覆す高音質で収録されている。エディ並みとは言わないが、1977年の中でも高音質に入るのではなかろうか。

　1977年6月26日ロサンゼルス公演をファースト・ジェネ・テープをメインに、複数ソースで補完し既発盤のどれよりも最長収録となっている。ちなみにアコースティック・セットの余興で「That's Alright Mama」を演奏しているが、この日の約一か月半後、1977年8月16日にエルヴィスは死去する。これでWendyレーベルの1977年のロサンゼルス6連続公演は、全公演揃う事になる。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。

THE FORUM INGLEWOOD CALIFORNIA U.S.A. June 26, 1977
DISC ONE
01. introduction
02. The Song Remains The Same
03. Sick Again
04. Nobody's Fault But Mine
05. Over The Hills And Far Away
06. Since I've Been Loving You
07. No Quarter

DISC TWO
01. Ten Years Gone
02. Battle Of Evermore
03. Going To California
04. That's Alright Mama
05. Black Country Woman
06. Bron-Y-Aur Stomp
07. White Summer - Black Mountain Side
08. Kashmir

DISC THREE
01. Out On The Tiles - Moby Dick
02. Guitar Solo
03. Achilles Last Stand
04. Stairway To Heaven
05. It'll Be Me